おとなにも食育は必要!
食育といえば、子どものためにすることのようですが、人生のすべてのライフステージに食育は必要だと言われています。
子どもには、乳幼児期と学童期、思春期、大人でも青年期、成人期、高齢期とライフステージ毎の特徴があります。
食に関係する専門家や自治体、学校などには、各ステージに合わせて切れ目なく生涯にわたって食育を推進することが求められています。
加えて、同じ年代であっても、健康状態、家族構成、生活環境など個人個人の特徴は多様性に富んでいて一括りにはできません。そのため、「活き活きと毎日をすごすための食事がとれるように自立する」ことの支援が必要です。
しかし、健康に良いと思われる生活も、個人では難しい場合もあり、地域のつながりから、健康をサポートする(食育を推進する)環境づくりが求められるようになっています。
月1回のシニア男性の料理サークルの講師を引き受けて17年になります。
各会員さんの状況は様々で、ご高齢でテキパキ動けない方には、軽めの作業を分担してもらうなど、各グループでフォロー仕合いながらサークルが運営されています。
料理教室では、季節やその時のトピックスを交えて食事や健康のお話をしますが、お当番の班で食材の買い出しに行ったり、自分達で作った料理を食べながら、おしゃべりする時間の方が大事なように思えます。⇒早めに料理ができて、おしゃべりの時間が長いと皆さん喜ばれます。
今月のお料理は、黒酢の酢豚、トマト入りの酸辣湯スープ、マンゴーヨーグルトでした。