Eフィットウィルが提供した事例を紹介します
住民向け健康サービスの提供
公益財団法人 神奈川県公園協会様(神奈川県立茅ケ崎里山公園)
健康づくりプロジェクト(2018年~継続中)
神奈川県では「かながわ未病※改善宣言」が出され、未病改善から健康寿命を延伸するために、心身をより健康な状態に近づける誰もが気軽に未病改善を実践できる効果的な環境づくりが推進されています。
神奈川県立茅ケ崎里山公園様においても、県立公園として何らかの未病改善に関わる企画の導入が検討されていました。園内は、野菜を栽培する畑もあり、谷戸の自然がそのままの広大な公園です。Eフィットウィルから、健康づくりプロジェクトとして、青空ヨガ教室、畑で栽培されている野菜を使った親子料理教室などをご提案し 、実施させていただいています。
イベントのチラシ・ポスター作成、募集活動、インストラクターの派遣、参加お申し込み者への連絡等イベント開催までの準備を請け負っています。プロジェクトの実施にあたっては、弊社代表の藤井が非常勤講師をする文教大学健康栄養学部様とも連携して行っています。
※「未病」は、心身の状態を健康と病気に分けず、2つの間で連続的に変化するものとして捉える概念です。
青空ヨガ教室(2018年5月~継続開催中)
その日の天候や気温などから、気持ちよく体を動かせる場所(雨天の時は管理センター内で実施)でヨガのレッスンを行います。参加者の方からは、屋外でのレッスンは、集中力が高められ、気持ちがよいと好評をいただいています。
食育料理教室
◎親子料理教室・子ども料理教室(2018年8月、2019年8月)
園内で栽培されている野菜を収穫し、その野菜を使って料理を作ります。
作ったメニュー:夏野菜のガパオライス、夏野菜のスープカレー、枝豆のずんだあん団子、グミ、スイカのスムージー、お絵描きパンケーキなど リピーターのお客様からは、ここに来るとお子さんが、野菜をよく食べるとの感想をいただいています。
◎どんど焼きの団子づくり(2019年1月14日)
園内の恒例行事のどんど焼きの日、園内で栽培された冬野菜で豚汁を作ってお昼に食べて、どんど焼きに参加しました。みんなで作った3色のお団子を三又に削った枝に刺して、炎で焼きながら無病息災を祈りました。
祭事
◎春のお祭り (2018年4月16日)
文教大学の健康栄養学部と連携して、食事チェック&体組成チェック、子ども向け健康クイズ、里山カレーの販売などを行いました。大学生達は、食事チェック&体組成チェックでは、PCのアプリを用いた食事指導を、食育活動を学ぶゼミ生たちは、自分達の作った食育グッズを活かして食育活動をそれぞれ体験することができたようです。
◎秋祭り・大鍋で作る100人鍋づくり(2019年10月27日)
園内スタッフの準備スケジュール作成、食材、消耗品の発注、使用する施設・器具類・人員の手配(文教大学生アルバイト、公園関係ボランティアさん)、前々日からの仕込、当日の大鍋づくり、販売、片付けまでを行いました。
沿線にお住まいの住民向け健康セミナーの開催
小田急不動産様 健康セミナーのご依頼(2020年 1月24日・2月18日・3月17日)
小田急不動産様が運営されているコミュニティスペースcafé&space L.D.K で、開催する少人数のお客様を対象とした健康セミナーのご依頼をいただきました。
「人生100年時代 アクティブシニア入門講座」アクティブな毎日を楽しく送るためにシニアにとって必要なからだを作る食事をテーマの3回シリーズ(3回目はコロナのため中止)です。
小田急沿線にお住いのシニア世代を対象に、会場のcafé&space L.D.Kの紹介も兼ねてのセミナーだったので、キッチン付きのお部屋を使用し、軽食付きの開催をご希望でした。
約1時間レクチャーやワークをした後、テーマに合わせた軽食を食べながら、参加している皆さんが気になっている健康について質問を受けたり、参加者同士の情報交換の時間を持ちました。
1回目のテーマ:あなたの健康度と食事の関係を学ぶ
・加齢に伴う体の変化と影響するライフスタイル
・最近目にする言葉、フレイル、ロコモティブシンドローム、サルコペニアとは
・あなたの健康度をいろいろな角度から確認してみましょう
・アクティブシニアのための食事のポイント「さあにぎやかにいただく」
◎軽食のメニュー
レクチャーでお話した食事を整えるための食材「さあにぎやかにいただく」を使った料理
【中華風炊き込みご飯・肉団子のスープ・ポテトサラダ・ひじきと大豆のツナマリネ・青菜の胡桃和え・ドライフルーツのヨーグルト漬】
2回目のテーマ:介護予防の要はたんぱく質
・介護予防になぜたんぱく質が必要なのか
・加齢に伴い減少する筋肉と骨
・介護予防のための食事のポイント
◎軽食のメニュー
たんぱく質をちょい足しした料理の紹介
【カオマンガイ風炊き込みご飯・ほうれん草ナムル・ 麻婆大根 ・台湾風豆乳スープ】
従業員の健康管理サポート
H健康保険組合様のケース(2014年~継続サポート中)
H健康保険組合様は、自社で設立する単一健保組合で、健保内に常勤の産業保健スタッフを抱えておられません。定期的に産業医が来所されますが、継続してフォローしきれない従業員の方々へ面談指導のご依頼をいただきました。面談指導以外にも、新入社員研修、工場での健康セミナーや社員食堂の改善などの健康サポートもしています。
ハイリスクな方の面談指導
産業医が健康診断の結果から、生活改善が必要だと判断したハイリスクな社員の方を、定期的に面談でフォローしています。面談の対象となるのは「服薬治療中で食事指導がなく検査数値が思わしくない」「すでに治療が必要な状態なのに放置している」「肥満度が高く痩せる必要がある」「食環境に問題があると思われる」など、このままでは状態が悪化する可能性の高い方々です。
特に深夜勤務のある部署では、検査結果の異常値が確認されると深夜勤務につけなくなるため、そうなる前の対策が重要になってきます。
面談は、健康状態だけでなく、ライフスタイル、健康に対する価値観など、お一人お一人に合わせて行います。経年の検査数値を一緒に見ながら、現状を把握してもらい、健康管理の必要性、将来の危険度など、個別のアプローチから健康管理が実践できるように指導しています。
面談指導の効果については、健康診断の結果だけでなく、面談前後の食事の意識調査、生活習慣のアンケート、食事記録とで比較します。
例えば定期的に面談をしている糖尿病の方は、自主的に毎日の体重と歩数をアプリで記録し、週末のジョギングも欠かさず、理想値な血糖値を維持されています。その方の部署では、飲み会の料理に揚げ物が減り、野菜が増え、〆のラーメンがなくなったと聞きました。部署全体で日常的に健康の話題が出て、健康への関心が高まることはとても理想的なことです。
新入社員研修
入社時の新人研修の1コマを用いて、社会人としての健康管理について、レクチャーとワークを行っています。
日本人男性では、30~50代の肥満者が3割を超え国の健康課題にもなっています。こちらの会社でも肥満傾向の多くの方が、入社後から体重が徐々に増え始めています。
そのため、体重が増加する基となるエネルギー収支について、通常食べるものと運動での消費カロリーからカロリーオーバーができる状態を実感してもらいます。
生活習慣が将来の健康状態を左右することを理解してもらい、カロリーだけでなく食事を整える方法について、外食やコンビニを利用する場合での具体的なポイントなどを示しながら、健康のセルフケアができるようにお話します。
工場での健康セミナー
工場の労働安全衛生委員会様とも連携し、社員の健康の保持増進のためのセミナーを実施しています。
セミナーは、交代制の勤務時間内に全員が受講できるよう、同じテーマで複数回行います。ワークやクイズ、体力測定などを加えるなど、短い時間の中で理解を深めてもらえるように工夫しています。
毎回アンケートを取り、健康に対する意識やセミナーの理解度、社員食堂の利用状況や要望など、労働安全衛生委員会様と情報を共有して、職場環境改善にも役立てられています。
実施したセミナーのテーマ
◎健診結果の見方
自分の健診結果から、経年的な変化と基準値と比較して、各自の体の危険レベルを把握してもらい、各数値の改善方法についての説明しました。
◎社員食堂の活用方法
食事で気を付けたいことを〇×クイズで行い、社員食堂を上手に利用する方法についてお話しました。
◎健康管理について
その場でできる体力測定を行い、活動量が少なく運動不足の人には運動の必要性について実感してもらいました。
こんなお悩みありませんか?
- 健康経営を導入したいがわからない
- 社員の健康づくりにできることをしたい
- 社員同士のコミニケーションを活性化したい
- 健康経営優良法人の認定申請を検討している