まごころキッチンさんの災害に備えるレシピブックできました
昨年、防災活動をされているまごころキッチンさんからのご依頼で、災害時に備えた料理教室を春・夏・秋・冬の4回開催しました。
その時のレシピが掲載された「もしもの時に”美味しく”備えるレシピブック」が届きました。こちらには、まごころキッチン代表の小野さくらさんと藤井の対談も載っています。
災害時の食事 = 備蓄食品を食べる、とイメージされる方も多いかと思います。しかし、過去の災害状況をみると、発災後、水道、ガス、電気のライフラインの普及に時間がかかったり、交通が遮断されて食料がなかなか手に入らないこともありました。そうなると、備蓄食品だけでは乗り切れない状況が想像できると思います。
電気が止まったら冷蔵庫に入っている食品も腐ってしまいますし、災害時はゴミの収集もストップします。状況次第にはなりますが、備蓄食品を食べきってしまう前に、冷蔵庫に入っている食品やいつもストックしている食品を使うことも必要になります。こちらのレシピは、ライフラインが止まっても作ることのできるお料理で、普段の食事にも応用できるようになっています。公助や共助をあてにする前に、まずは自助、自分でできることは自分で、もしもの時に備えたいものです。
#日本栄養士会災害支援チーム JDA-DATスタッフ