食品ロスに取り組みませんか?

食事と健康には深いつながりがありますが、毎日の「食品を購入し、食べる」の繰り返しが、私たちの暮らす環境とつながり、それが私たちの健康に影響しています。

まだ食べることができるのに、捨てられる食品を「食品ロス」と言います。

平成28年の日本の食品ロスの量は643万トンで、国連世界食糧計画(WFP)による緊急時や飢餓のための食糧援助量(約320万トン)の約2倍の量です。そのうち、規格外品や売れ残り、返品などの事業系の食品ロスは352万トン、家庭からの食品ロスは291万トンです。食品ロス総量のおおよそ半分弱は家庭からの廃棄が占めていることがわかります。

1日の廃棄量は、1人当たりおよそご飯茶碗1杯程度だそうです。生ごみとして焼却されると、水分を多く含むため、多くの燃料を必要とし、その分CO2も排出されることになります。

農林水産省のアンケート調査による家庭での食品ロスの原因は、以下のようになっています。

平成19年度食品ロス統計調査(農林水産省)
  • 過剰除去:皮を厚くむき過ぎたり、取り除き過ぎた部分
  • 食べ残し:作り過ぎなどで食べ残された料理
  • 直接廃棄:冷蔵庫に入れたままにしたり、調理されずに食卓に上がらなかった食品

食品ロス削減に効果的な方法

①使いきれる分だけ買う 

 食品の賞味期限と消費期限を参考に計画的に購入

 すぐに食べる食品は、売り場の賞味期限の近いものを積極的に選ぶ

②家にある食材・食品をチェック

 買い物の際には、チェックしたメモ(携帯電話で撮影するのもいい)を持参

 ストックしてある食品は古いものから順に食べる=ローリングストック

③肉や魚、野菜の保存方法を工夫する

④調理で作り過ぎない

⑤余ったら作り替える

料理レシピサイト「クックパッド」内にある、「消費者庁のキッチン(公式ページ)」には、作り替えや、野菜を使いきるレシピなどが多数アップされています。参考にしてみてはいかがでしょう。

 

賞味期限と消費期限

パッケージに入っている食品には、賞味期限と消費期限が表示されています。

消費期限は、その期限を過ぎると腐敗や変敗など、商品の劣化に伴い安全性を欠く可能性がありますが、賞味期限は、期限を過ぎても、それまで正しく保存されていれば、すぐに食べられなくなる訳ではありません。賞味期限だけで判断せず、状態を確かめて廃棄するようにしましょう。

※賞味期限は、パッケージに書かれている方法で、未開封の状態で保管した食品が、美味しく食べられる期限になります。いったん開封してしまうと賞味期限以内でもその期限は適応しません。